暗号は、「暗号化方式(アルゴリズム)」と「暗号化キー」によって構成される。暗号化方式は共通でも暗号化キーを切り替えることで、同じ平文からまったく異なる暗号文に変換することができる。
暗号解析者は、キーをもっていないため、統計学的な分析などを行って暗号文を解読しようとする。これが成功すれば、同時に暗号化キーも判明することが多い(のだろう)。
このようにして解読できる暗号というのは、暗号化方式が弱いのだといえる。暗号化方式が十分に強力なら、解析者はすべての暗号化キーを試す「総当り攻撃」で解読するしかない。キーの数が膨大で、総当り攻撃で解読するのに十分な時間がかかるのであれば、その暗号は安全だといえる。
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