- ユーザとデータベースの作成
- クライアント接続とセキュリティの設定
- JDBC ドライバのセットアップ
ユーザ、データベースの作成は、7.2 の頃と同様にできた。PostgreSQL 管理者ユーザで
$ createuser user_name
のようにすればいい。このとき、7.2 のときと同様にデータベース作成の権限、ユーザ作成の権限を与えるかどうかが聞かれるが、新しく superuser の権限を与えるかどうかも聞かれた。
このままだとクライアント認証のときにパスワード認証ができないので、PostgreSQL 管理者ユーザで template1 データベースに psql コマンドで接続し、ALTER USER 文でパスワードを設定した。template1 データベースというのは、もともとある管理用のデータベース。7.2 と同じようにできた。
オンラインマニュアルにしたがい、pg_hba.conf を編集することでクライアント認証(ホストベースのアクセス認証)をセットアップした。
Unix ドメイン経由の接続だけでなく TCP/IP 経由の接続を認めるには、pg_hba.conf を設定するだけでなく、postmaster を起動するときに -i オプションをつけなければならない。これにより、TCP/IP 接続を受け付けるようになる。もちろん、TCP/IP 接続が成功してはじめて、サーバがクライアント認証をチェックすることができるようになる。
7.2 のころはソースからビルドしたときに JDBC ドライバが作成されたはずだが、今回はそうではなかった。PostgreSQL の JDBC サイトから、PostgreSQL と JDBC のバージョンにあったものをダウンロードした。JDBC 3 のドライバを入手した。ここで作成されているドライバは Type4 だ。つまり Pure Java であるから、どのプラットホームでも使うことが可能だ。
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