Thursday, January 03, 2008

PostgreSQL 8.2.5 のインストール

PostgreSQL 8.1.5 をインストール と同様にソースからビルドしてインストール。実は以前インストールしていたのを忘れてて、再度インストールし直した。8.1.5 はシステムから削除した。

8.1.5 同様にインストールしたが、ライブラリまわりのトラブルは解決しておいたので、今回はスムーズにビルド&インストールがうまくいった。ただ、インストールやリグレッションテストのときにファイルの権限を PostgreSQL 用の管理ユーザに変更して実行するのは面倒なので、最初から PostgreSQL 用の管理者ユーザでビルド&インストールした。

つまり、postgres のホームに 8.2.5 のソースを展開し、

./configure --prefix=/opt/pgsql-8.2.5
make
make install

を実行。/opt/pgsql-8.2.5 はあらかじめルートで作成しておき、

# chown -R postgres:postgres pgsql-8.2.5

を実行しておいた。/opt/pgsql-8.2.5/ には /opt/pgsql というシンボリックリンクを張り、これを環境変数 PGDATA にセットするようにした。

リグレッションテストだが、インストールする前に最上位ディレクトリまたは src/test/regress/ ディレクトリで

gmake check

で実行できる。インストールしてから、src/test/regress/ 内で実行したとき、FAILED が結構出たのだが、make clean を実行してから再度実行するとうまくいった。どういう原因だったのかは分からない。

インストール後、管理者ユーザで

initdb -E UTF8

でデフォルトエンコーディング UTF8 でデータベースクラスタを作成し、

postgres

でデータベースサーバを起動できる。アーキテクチャが変更され、postmaster コマンドは廃止されている。サーバを起動すると、/src/test/regress/ で

gmake installcheck
gmake installcheck-parallel

とすれば、インストール後にリグレッションテストができる。パラレルチェックでは複数プロセスを起動して、テストスクリプトを並行に実行する。

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