Friday, January 04, 2008

Linux を CD ブートして、ハードディスクの障害を復旧する方法

障害というほどではないが、実験中に重要な共有ライブラリ(libcrypt)の名前を変更してからルートを抜けてしまい、戻せなくなってしまった。sudosu もこのライブラリを使っているのでルートになることも新たにログインすることもできない。

そこで、インストールに使った Ubuntsu の CD からブートして復旧を試みた。当然、BIOS の設定はハードディスクより CD を優先してブートするようになっていなくてはならないが、幸い、これは問題なかった。

Ubuntsu のインストールCD でブートすると、最初にメニュー画面が出てきて Rescue Mode のような選択肢が選べるようになっている。とりあえずこれを選んでみたが、ファイル名を元に戻すだけなので、すぐに Alt-F2 のようにして別コンソールに移動して、シェルに抜けた。そこで


# mkdir /a
# mount -t ext3 /dev/sda1 /a


のようにして問題のディスクをマウントし、ファイル名を修正した。ちなみに /a は RAM ディスク上に作られている。

後は umount してリブート、CD をイジェクトして終わり。うまく元通りにできた。

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